ゲームを実際にプレイするための環境について説明する。
本来の姿。だが実際には、鮫!鮫!鮫!を置いてくれている店はほとんど存在しない。幸運にも設置している店が見つかり、腰を据えてやってみようという気になったなら、お店と長い付き合いができるようにしよう。長いお付き合いに必要と思われることは、別項にて紹介する予定。
基板を買って、自宅に環境を用意する方法になる。ただし、現在(2022年時点)は鮫!鮫!鮫!の基板は入手が非常に困難であり、価格も相当に高いはずだ。かなりハードルの高い方法となる。また基板だけあってもプレイすることはできず、電源・モニター・コントローラーなどの機材も必要になる。この方法を選ぶ人は機材関連にも詳しいと思われるので、説明は省略する。
有限会社エムツーから、「飛翔鮫!鮫!鮫!」というゲームソフトが発売されている。こちらのアーケードモードで、アーケード版の鮫!鮫!鮫!をプレイできる。製品の説明はこちらを参照。
アーケードモードは、アーケード版の鮫!鮫!鮫!の完全移植。相違点は全く無いと言っていいと思う。
アーケードモード以外にも、各種のモードが用意されている。特に「スーパーイージーモード」はお勧めできる。これは単に難易度が低いというものではなく、オートボンバーやリアルタイムの難易度変更機能などにより、初心者でもなるべく先へ進めるような配慮がされている。
完成度が高く、本当に丁寧に作られている製品だと思う。是非購入を検討していただきたい。鮫!鮫!鮫!に興味のある人は、まずはこちらから始めることを勧めたい。
ダウンロード版では、「飛翔鮫」や「鮫!鮫!鮫! 2Pver」も遊ぶことができる。パッケージ版では、さらに「ワードナの森」、飛翔鮫と鮫!鮫!鮫!の各種コンシューマ機への移植作品をプレイできる。お得な一品となっている。
基板でプレイする場合は連射装置を用意しなければならない。一応このゲームは手連射のみでもできなくはないが、1千万点以上を考えるなら必須と言っていいだろう。
一般に普及しているのはシンクロ連射装置と呼ばれるもので、毎秒30回の出力ができる装置を作成すればおそらく問題は無い。ただし、鮫!鮫!鮫!の基板はシンクロ連射と相性があまり良くないらしく、毎秒30回のきれいな連射は実現できないことが多い。しかし、実用上は問題の無い程度の連射速度は得られると思うので、さほどシビアになることも無いだろう。
シンクロ連射を使っても遅い連射しか得られない場合は、違う回路構成・部品構成の装置を考えるか、ボリューム調整型の装置を用意することも候補に挙がる。ボリューム形式は速度の調整が面倒だし、時間の経過と共に周期がずれたりするので大変だが、こればかりは仕方が無い。頑張って合わせるしかない。
どうしても最速連射が欲しい場合は、水晶素子(クォーツ)を使った連射装置を考えてもいい。シンクロよりもきれいな連射が得られることが多い(らしい)。「水晶連射」「クォーツ連射」などのキーワードで検索すれば情報が手に入るだろう。実際にはシンクロ30連でほとんどカバーできるはずだ。連射速度を求められるパターンを構築したい人はこだわってもいいかも知れないが。
ゲームセンターでプレイする場合も連射装置を装備してもらうことになるが、鮫!鮫!鮫!を設置してくれるような店であればほぼ確実に用意されていると思われる。もし付いていなかったとしても、連射装置に詳しい店員さんがいる可能性が高いので、お願いしてみよう。