3WAYの特徴と使い方

このページでは、ワイドショットの3WAYの特徴と、有効な使い方を説明する。


最も腕の差が出る状態

3WAYの攻撃範囲

画像1

3WAYの攻撃範囲は、画像1のようになっている(斜めショットの角度は適当)。斜めのラインがかなり開いているので、敵に当てにくいのが難点だ。特に飛行機に対して弱く、相当な頻度で撃ち漏らしてしまう。

またショットラインが3本しかないので、攻撃密度も低い。どうしても敵が残りやすくなる状態と言える。

こう書いていくと欠点ばかりが見えて、まあ実際に弱いのだが、使い方次第では結構戦えるようになる。プレイヤーの腕の差が最も結果に表われるのは、この3WAYである。生かすも殺すもあなた次第だ。



積極的に前へ出るべし

3WAYの理想的な位置

画像2

3WAY時の理想的なポジションとは、画像2の①あたりの高さだろう。これくらいの位置であれば、斜めのショットも飛行機に当たるようになる。

逆に②のような位置では死角が多くなり、厳しい展開となる。斜めのラインが当たる頃には、戦車は低い位置まで来ているし、飛行機は体当たり寸前の所まで近づいているだろう。確かに距離を取ったほうが敵弾の見極めはしやすいが、余計に数を撃たれるのであまり得にならない。

私の感覚では、①と②では攻撃性能の面で少なくとも3倍の差はあると思う。3WAYの時に画面の最下部に居ると、斜めのショットはほぼ無意味だし、正面ショットも途切れがちでお話にならない。②のような位置に居たら、無抵抗に近いことをやっているという認識を持ってもらいたい。


また3WAYの弱点としては、

  1. 敵が残りやすい
  2. 破壊力が足りない
  3. 飛行機の体当たりが怖い

などが挙げられるが、前に出て戦うことにより、これらの欠点はかなり克服される。

ワイドショットは画面内に最大4連射までという制限があるが、前に出るとショットが途切れにくくなり、自動的に1.の問題が解消されてくる。

またショットが途切れなければ、敵に与えるダメージが大きくなる。さらに敵に近づくことにより、2つのショットラインを当てることができる。こうなれば2倍のダメージとなり、2.の弱点を補うことが可能だ。

飛行機は一般的に、自機と同じくらいの高さになると体当たりに来るという性質がある。撃ち逃した飛行機が体当たりの態勢に入った場合、下に動く余地があったほうが対応がしやすい。つまり前に出るということは、3.の体当たりされる危険を緩和する役目もある。


このように、前に出ることはメリットが多い。もちろん敵弾を避けるのが難しくなるというデメリットもあるが、3WAY時は敵のランクも低いし、できるだけ攻撃的な姿勢のほうが良い結果が生まれると思う。


動画1

3WAY時の良い位置取りと、悪い位置取りの例を動画1として用意した。3面と6面だが、前半は良い例、後半は悪い例である。

画面下部にずっと居ると、敵が残る、余計に撃たれる、破壊力が足りない、飛行機が怖い、と悪いことばかりなのが実感できると思う。



「手連射」を勧めます

手連射とは、単発のショットボタンを使って連射することだ。

ワイドショットの場合、連射ボタンを押しっぱなしにしていると、どうしても弾切れが多くなる。これは飛行機に弱い3WAYにとっては切実な問題で、これを防ぐためにも単発のショットボタンで手連射するようにしたい。画面の下に行くほど、その重要度は増してくる。


手連射で戦車を倒す

画像3

さらに欲を言えば、敵を狙ってショットを撃つ意識を持ってもらいたい。画像3のような位置関係になった時、タイミングよくショットを2発撃てば、戦車の砲塔を破壊して無力化することができる。均等に連射していると、1発しか当たらないことが多いだろう。

飛行機を狙い撃つことができればさらに効果が高いが、飛行機は移動が速いので正確に狙い撃つのは難しいだろう。ただ、普段から手連射をするようにしていると、撃ったショットが飛行機に当たりそうかどうかは何となく分かるようになってくる。同時に、撃ち逃がしそうな時も分かるようになる。

飛行機は1機でも背後に回られると非常に危険な状況になることがあるので、撃ち逃がしそうだ、と予測できれば緊急対応の成否が大きく変わってくる。何となく、というのは漠然としているようだが、重要な感覚ではないかと思う。

実際には、狙い撃ちをするのは難しく、あまりそのことばかりに集中すると回避がおろそかになってしまうかもしれない。今の段階では、均等にショットが出るように手連射することを考えるだけでもいいと思う。


断っておくが、連射ボタンを使うのが悪いというのではない。敵弾の回避に集中したい時は、連射ボタンを押したままのほうがやりやすいだろう。また緊急回避としてボムを使う際も、素早い対応が可能になる。要は使い分けの問題だ。

手連射を使うことは、敵を観察することにつながってくる。非力な状態だからこそ、1発1発を丁寧に撃つプレイをして欲しい。



斜めのラインを主役にする

3WAYの時は、正面のショットをメインにするよりも、斜めのショットをメインとして考えるほうが良い結果が出ると思う。


斜めラインで戦車を狙う

画像4

敵弾回避のページでも書いたことだが、特に地上敵に対して有効なのが、最初に斜めのショットで狙い、破壊し切れなかった場合は正面に回りこんでフォローするというやり方だ。ちょうど画像4のような流れになる。

これだと敵弾回避も自然な形で行われるので、様々な場面で応用が利く。まず斜めショットを当てに行き、正面ショットで仕上げるという作戦はお勧めだ。1速以上であれば、飛行機に対してもこの方法は十分通用すると思う。

これとは逆に正面ショットを最初に当てに行くと、撃ち逃した時に斜めのラインでカバーすることになるが、この流れはちょっと無理があるようだ。実際にやってみれば分かるが、斜めのショットも当たらないことが多く、真横や背後に回られる危険が高い。



斜めラインで飛行機を狙う

画像5

これは自分の経験上の感覚なのだが、正面のショットよりも斜めのショットのほうが、敵に当たる確率が高いような気がする。明確に検証したわけではないが、斜めのラインは敵が当たる範囲に入っている時間が長いのではないだろうか?

特に画像5のように、縦に並んだ飛行機に対しては斜めショットで対応するのが賢い。単純にショットが当たりやすいというのもあるが、敵弾を避けるのも少しの移動で済むので、次の飛行機を倒すポジションもキープできる。

戦車にしても飛行機にしても、縦並びの編隊を正面のラインで倒すのは少々無理がある。敵弾を避けるたびに攻撃が当たる範囲から外れるし、どうしても押されがちになるだろう。やはり斜めショット優先で考えるべきだ。


3WAYの斜めラインは角度が広すぎて使えないと思われがちだが、実際には斜めラインが主役と言っていいと思う。

斜めを当てに行くことは前に出ることにつながり、結果として攻撃力もアップする。慣れないうちは怖いだろうが、リスクを負わなければリターンも期待できない。パターンを組むにしても、攻撃重視のものにしたほうが成果が上がるはずだ。