上達するために

上達するためには、何が必要なのかを考えてみる。具体的な事は何も書いていないので、適当に読み流してもらって構わない。


誰でも安全に1周、ですか・・

以前、地元のゲーム仲間から、「鮫!鮫!鮫!を、誰でも安全に1周できるようになる攻略を作って欲しい」と頼まれたことがある。随分と難しい注文だな、とは思いつつも、色々と考えていたのだが・・・

私自身も、1周できるようになるまでは相当に苦労した。しかし、今は1周目であれば大分余裕がある。余裕がありすぎて、かえって余計な事を考えてしまう時間があるくらいだ。鮫!鮫!鮫!を始めたばかりの頃の自分と、今の自分では何が違うというのだろう? それがわかれば、誰でも1周の攻略が書けるかもしれないと思ったのだが。



ゲームが上手いとはどういうことなのか?

そんなこんなで、昔の自分と今の自分で何が違うのかを考えてみた。思いついたものをいくつか挙げてみたい。

  • 有効なパターンを知っていて、それなりに実行できる
  • 多種多様な修羅場を経験しているので、大抵の状況には対応できるようになった
  • 不安定なアイテムの動きにも、ある程度は慣れている
  • 場数を踏んでいるので、緑玉のような邪魔なアイテムが出ても平常心でいられる
  • 不運が重なって思うようにいかない時でも、まあ何とかなるでしょうと気楽に構えることができる
  • 特に集中していなくても、勝手に手が動いてくれるようになった。まるで鮫!鮫!鮫!を自動でプレイする機械になったようだ

こんなところだろうか。あまり真面目に考えていない面もあるが。

ただ、これらの各要素に関して、昔と今で何倍もの実力差がついたわけではないと思う。せいぜい5割増しになった程度ではないか。それでも、複数の相乗効果で大きな差が生まれ、結果として余裕に繋がっているのだろう。

しかし攻略を読んで何とかなる要素としては、せいぜいがパターンに関する部分くらいだと思う。残りは回数をこなして身体に刻んでいくしかない類のものだろう。


練習は裏切らない、という結論

何回も繰り返し練習し、たくさんの痛い目に遭って、やるべきことは何か、やってはいけないことは何かを少しずつ覚えていく。上手くなるとは、結局これなのだ。従って、「誰でも安全に1周できるようになる攻略」のリクエストに対しては、「回数をこなして、鮫!鮫!鮫!を自分の中に取り込んでください」と回答したい。

「それって攻略とは言えないでしょ」と反論される方もいるだろうが、やはりゲームとは理屈だけで上達するものではない。鮫!鮫!鮫!については、なおさらそうだと思う。

確かに当サイトでは、動画や文章でパターンの紹介をしている。では動画を1万回繰り返し観れば、そのパターンを実行できるようになるかと言えば、そうではないだろう。攻略の内容はあくまで1つの提案でしかない。実際にプレイするのは、あなた自身だ。何回も練習して、自分の好みの色に染めてもらえばいい。

練習量は裏切らない、必ず結果はついてくる。泥臭い言い方だが、やはりこういう結論になる。



楽しくプレイできれば、それで解決するはず

もう1つ大きな要素として、鮫!鮫!鮫!を楽しく遊ぶことができているか、がある。

やっていて楽しいのであれば、自然と回数もこなせるし、集中も持続するだろう。柔軟な発想もできるのではないだろうか。逆に気が乗らないままでプレイしていると、いかにも頑張ってやっているような気分になってしまい、思考も硬直しがちだ。たまには出鱈目なやり方をしてみるほうが、今までには無い発見があったりする。遊びとは、そういうものだろう。


あまりまとまらなかったが、こうでなければならない、こうしなければならない、とは考えず、楽しく適当にやってもらいたい。「敵の弾、速過ぎでしょ」と笑いながらプレイしていれば、そのうち「敵の弾、遅過ぎでしょ」と笑える日が来る。