ゲーセンで1億点を出すことを考えるなら

ゲームセンターで1億点を出すことを考えている人へ向けて、アドバイス的なものを書いてみたい。

技術面以外の要素、特にお店と良い関係を築けるかどうかが重要になるだろう。贅沢なお願いをする立場になるので、感謝の気持ちを持つべきだと思う。


鮫!鮫!鮫!を設置し続けてもらうために

鮫!鮫!鮫!を設置してくれるゲームセンターを見つけること、これが大前提であり、同時に最大の難関になる。現在(2019年)では、このゲームを長期間に渡って置いてくれるお店は、まず存在しないだろう。自己所有の基板を持ち込み、設置してもらえるようお願いするのが最も現実的だと思う。

持ち込み基板を受け入れてくれるようなお店であれば、おそらくスコア狙いやループゲームに対する理解はあると思う。それでも、収入面でいい数字が出なければ、長期間の設置は許してくれない可能性が高い。このゲームは一般にあまり人気が無いので、インカムを支えるのはあなただけという状況になると考えるべきだ。

自分がお店に行った日にはそれなりの金額を使ったとしても、トータルで見るとお店側の収入は大したものにはならないだろう。でもこれは仕方が無い。設置してもらえることを感謝しています、そう思う態度をお店側に見せられるかどうかで、心証は変わってくる。人と人とのお付き合いとして上手くやって行けるか、これが問われることになる。

ただし、環境面では妥協しないほうがいい。例えばレバーの具合が悪いとか、ボタンが時々反応しないとか、連射装置の連射速度に問題があるなど。こういう不満に関してお店に要望を出せない雰囲気であれば、そこはあきらめて他の候補を考えたほうがいいと思う。どうしたって長いお付き合いになるわけだし、言いたい事はお互いに言える関係を築けないのであれば、結果も出ないだろう。

初めから鮫!鮫!鮫!を設置しているお店を見つけた場合でも、なるべくお金を使うこと、感謝するという気持ちを忘れないことは重要だ。店側の意思で置いているのだから、そこは気を遣わないでもいいだろう、と考えるのは間違い。ループゲームは長時間に渡って台を独占するので、お店側の印象は良くはないはず。どうしても悪目立ちする。そうなれば、外されてしまう日は遠くないだろう。

説教めいた事を書いたが、私自身がこのようなことを実行できていたかというと、実はそうでもない。今、当時を振り返って考え、こうするべきだった、申し訳なかったと思う事を並べてみただけだ。私はもうお店側の人には、要注意人物という扱いをされているようだ。そうならないように、みなさんは大人の態度を取るようにしてください。


早く目標を達成するには

私自身は、1億点を出すまでに随分とのんびりやっていた。1千万点がやっとの状態から始めて、1億点が出るまでに9ヶ月ほどかかったと思う。これは当時だから許されることで、今はもっと短期決戦にしないと駄目だろう。

先の周回の難易度に対応できるように、技術レベルを上げることも重要ではあるが、体力的な面も相当に関わってくる。1億点を出すには、12周目をクリアすることが必要となるが、それにかかる時間がちょうど8時間くらいになる。この8時間を戦い抜く体を早めに作ってしまいたい。

6周目くらいまで行けるなら、それを1日に2回やれば合計で8時間くらいになる。このペースを続けるようにしたい。8周目くらいまで行けるのなら、ゲームオーバー後も連続コンティニューをして先へ進み、合計で8時間ほどになるまで続けよう。周回数も11周目あたりまでは行くだろうから、技術面でもプラスになる。お金は使うが、お店にとってプラスになるので好都合だ。

鮫!鮫!鮫!で最も辛いのは、先へ進むほど難易度は上がっていくのに、体のほうは疲れが溜まって集中力が落ちてくることだ。12周目に来た時点で意識が朦朧としているようでは困る。慣れてしまえば、人間の体は8時間くらいなら万全の状態を保てる。持久力をつけるためにも、早い段階で8時間の体を作っておきたい。

パターンの研究等も大切だが、周回数が変われば敵の攻撃ランクも変わるので、あまりそちらにばかり気を取られるのも良くない。難易度が徐々に上がっていくという環境の中で、長時間プレイし続けることが最も重要ではないか。

それと、できれば10周目以降で復活の練習もしておくようにしたい。1面後半や8面などは復活が厳しいので、時々は練習しておかないと、実際にやることになった時に適切な行動が取れない可能性がある。疲れている時に厳しい場面での復活は大変だが、これに慣れていると大崩れしにくくなる。検討してもらいたい。