12周目 ノーミス5面

5面はかなり厳しい。8周目と同じ意識でやっていては、それこそ最初に飛んで来た敵弾に当たることも有り得る。

最も難しいのは、やはり中盤にある縦水路エリアだろう。パターンに頼ることはできないと考えてもらいたい。これまでに磨いてきた勘と反応が頼りだ。

縦水路エリア以外も、全般的に安定しにくい。楽なのは2WAY戦車エリアとボス戦くらいだ。ある程度の事故死は避けられないと覚悟するしかないだろう。

6面・7面で使う分のボムも考えなければならないので、あまり景気よくボムを使うのもどうかと思う。ミスが出ることは仕方が無いと受け入れ、ボス前エリアから復活すればいいと割り切るのが得策ではないか。肩の力を抜いて取り組んでもらいたい。



動画1

動画1は、5面全体のもの。

縦水路エリアは特別に難しいので、ここだけは後で詳しく検討する。他の部分を先に説明していく。



十分死ねる二連戦車

画像1

画像1は、動画1で0:15くらいの場面。左から二連戦車が出るだけの場面なのだが、実はこれが結構大変だったりする。

正面に撃たせて右へ避けるのがベストだと思うが、敵弾が速くて正面に撃たせるのが難しい。右移動のタイミングが遅ければ当たってしまうし、早いと斜めに撃たれる。一旦斜めに撃たれてしまうと、1台だけでも対応に苦慮することになる。

結局は避けるタイミングを正確に、避ける動作はなるべく小さく、と言うしかない。ただし8周目と同じような感覚では全く通用しないということだけは認識してもらいたい。この場面に限らず、12周目では行動のタイミングや移動幅の正確さが各所で要求される。



正面に撃たせるのが難しくなる

画像2

画像2のような低い位置から出る戦車は、正面に撃たせるようにするべきと説明してきた。それは12周目でも変わらないのだが、少し意識を変えたほうがいい面もある。

敵が撃ってくるタイミングを完璧に把握できているなら、正面に撃たせるのが最も効率がいい。すぐに敵を処理できるし、回避の動作も小さくて済む。しかし、12周目では敵弾の速さが尋常ではなく、わずかなタイミングの遅れが即座に命取りになる。つまりリスクが高くなるわけだ。

12周目では、回避の動作を始めるタイミングをほんの少し速くするのが無難かもしれない。そうなると画像2のように斜めに撃たれるが、これでもフルパワーなら問題は無いだろう。他の敵との兼ね合いもあるが、全ての戦車に正面に撃たせる必要は無いと思う。それにこだわるとむしろ危険だ。

別にパターンを変更する必要は無いし、今までと同じやり方で構わないのだが、意識だけを今までよりも慎重策を取る方向にシフトするべきだと思う。ちょっと漠然とした言い方だが、「逃げながら敵を処理する」という芸当も要求される段階に来ていると考えてもらいたい。



緑玉は取るほうがいい

画像3

画像3は、動画1で0:40くらいの場面。輸送機が緑玉を出しているが、12周目ではこれを取ったほうがいいと思う。ビームのほうが有利という意味より、この先は緑玉を避けながら進むのが非常に困難だからだ。

この先の低い位置から出る戦車や、画面の左から出る船はかなり凶悪。これを緑玉を気にしながら相手をするのは無理。取ってしまったほうが絶対に楽なはずだ。



飛行機の処理はしっかりパターン化して

画像4

画像4は、動画1で0:53くらいの場面。ここは何回も要注意と説明している場面だが、12周目では本当に警戒が必要。適当に対処すると簡単に死ねる。

右へ移動しながら飛行を全て落とすイメージになるのだが、右へ行くタイミングがずれると飛行機の弾が避けられなくなる。1発の敵弾でも、反応して避けるのは難しい。ここはなるべく丁寧にパターン化しておきたい。

動画1では、建物から出る戦車に撃たせる方向や、戦車を破壊する手順もパターンに含めてやっている。これが最適なのかどうかは分からないが、この飛行機の前後の敵の処理も含めたパターンにしないと安定しない。細かい手順も決めておこう。



端での船との攻防は恐怖

画像5

画像5は、動画1で1:10くらいの場面。この場面についても今までに言及しているが、こういう右から出る船は冗談抜きで恐怖の対象になる。

8周目くらいなら、画像5の①のような角度に撃たせてしまえば、正面に入って安全に船を処理することができた。ところが12周目くらいになると、①の方向に撃ってからすぐに②の方向にも撃つことがある。完全な2連射という程ではないが、感覚的には一度に2発撃たれたような気分になる。

ランクが上がって敵弾の発射間隔が短くなっていることが原因だろうが、この正面に来る2発目を撃たれたのではたまらない。しかし、これを防ぐ明確な手段も見当たらない。この2連射を避けるのはまず不可能だが、撃たれないようにする確実な方法も無いという困ったことになる。

最終的には右へ移動するタイミングで決まるとは思うが、もうここまで来ると運の要素が大半とも言える。ビームでは船を破壊するタイミングもばらつきが出やすいし、見切って避けるのも無理。できるだけ丁寧にタイミングを計り、結果が悪かったらあきらめるしか無さそうだ。



今までのようにはいかない

画像6

画像6は、動画1で2:56くらいの場面。ボスの後に出現する戦車群だ。ここは元々難しいが、フルパワーならそれほど苦戦はしなかったはず。しかし12周目は事情が変わる。

画像6の①の方向に撃たせて安心していると、すぐに②の方向にも撃ってきたりする。そんなに頻度は高くないが、8周目では有り得なかった現象だ。

このような撃ち方を常に警戒しながら行動するように、と言いたいところだが、多分それは無理。そこまで気にしていると、逆に動けなくなってしまう。必ずしも当たるとは限らないので、やり方は変えないほうがいいと思う。

戦車の破壊が遅れると連射される可能性が高くなるので、むしろ今まで以上に前に出る意識を強くしたほうが良さそうだ。下がってしまうと、3速でも避け切れないような数の敵弾が来る。

もう一点注意してもらいたいのだが、画像6の③のような角度の敵弾も避けにくくなる。今まではこれくらいの角度・位置関係なら難なく避けていたと思うが、12周目では捕まる可能性が出てくる。しかしこれも、具体的な対応策が見つからない。当たる可能性があることを覚えておく、と忠告することしかできない。

何にしても弱気にならないことだ。ミスを絶対に防ぐ方法は無さそうなので、ベストを尽くして結果は運次第と納得するしかない。



縦水路エリア

動画2

縦水路エリアだけは別個で説明する。パターン化は困難なので、注意すべき点を挙げる形で進めたい。

動画2は、縦水路エリアでの危なっかしい例。ミスはしていないが、危険な撃ち方をされている。



まず避けられないコンビネーション

画像7

画像7は、動画2で0:05くらいの場面。自分では、この瞬間が最も怖いと思う。左側の船2隻が撃つ弾と、右上の砲台が撃つ弾のコンビネーションが避けにくい。と言うより、3発が揃ったら避けられないだろう。

12周目になると、特に砲台の弾が鋭いという印象がある。8周目くらいだと砲台の弾はあまり意識していなかったのだが、12周目だと厳しいところに撃つという感じだ。

動画2では、自機の位置が少し高いかもしれない。厳しいコンビネーションになるかどうかは、自機の高さが相当に影響するようだ。自分ではあまり意識していないのでよく分からないのだが、次の動画と比較してもらいたい。

ちなみに動画2で避けることができたのは、全くの偶然でしかない。適当に動いたら当たらなかっただけだ。



動画3

自分なりにきれいに決まったかなという例を、動画3として用意した。前例で紹介した厳しいコンビネーションは撃たれていない。自機の高さが少し下になっていることに注目してもらいたい。

動画3を例にして、他の部分も説明していく。



左端の船は怖い

画像8

このエリア全般で警戒すべきは、やはり左端に配置されている船だ。自機が左端まで来た瞬間に船に撃たれるかどうか、どの方向に撃たれるかが問題になる。

画像8の①か②の方向に撃たれるだろうが、見切って判断するのは難しい。左へ移動を始めるタイミングや、船がどれだけ画面内に入っているかで何となく予想しておくのがいいと思う。

厄介なのは、上でも説明したように、12周目にもなると敵が弾を撃つ間隔が短くなっていること。つまり①、②と連続で撃つことがある。画像8の状態でこれを喰らうと、生き残る確率はほぼ0だろう。

これは自分の感覚での話だが、船との距離を取りすぎるとこの連続弾を撃たれてしまうことが多いような気がする。距離が近いと敵弾の見切りが困難なので、距離を取りたくなるのは当然なのだが、連射されたら見切りも何も無くなってしまう。

左端の船はなるべく相手にしないという選択もあるが、それはそれで行動を制限される。完璧な答えはおそらく存在しない。左移動のタイミングが最も重要だと思うのだが。



近いほうがむしろ安全?

画像9

船に連射されることを防ぐなら、むしろ距離が近いほうが良さそうだ。画像9くらいの位置関係なら、①の船に連弾を撃たれることは無いだろう。

距離が近いので、敵弾の方向を見極めるのは無理。左へ移動するタイミングと位置関係から、当たらない方向へ撃たせるようにするしかない。上手くやれば1発も撃たせずに破壊することも可能だ。

ただし、上に居る船も撃ってくることになる。それも計算に入れて行動しなければならない。単純に1の船を倒すことだけ考えて、左へ突っ込んではいけない。左へ移動した時に、どれだけの船が画面内に入ることになるかを把握していないと駄目だ。

それでも、この忙しいことこの上ない縦水路エリアだ。勢いで突進するしかない時もある。その時は、最も近い位置に居る船にどのように撃たれるかだけは予測するように。それすらも考えない行動では死が積み重なるだけだろう。



右端からだと砲台の弾が避けにくい

画像10

画像10は、動画3で0:19くらいの場面。8周目では、ここは右端から少しずつ左へ移動するパターンにしていた。しかし、12周目はこれが通用しにくくなっている。

砲台が初弾を撃つタイミングが早くなっているので、左へ移動し始めるタイミングも早くしないといけない。そうすると二連戦車にショットが当たりづらくなる。一応は可能なのだが、下手をすると砲台の弾に当たりかねない。

最初に右端ではなく、もっと左側に位置するほうが楽だと思う。砲台には左斜めに撃たせ、二連戦車は画面内に入れないようにする。砲台を片付けてから右へ行き、二連戦車を処理すればいい。二連戦車の対応が少し面倒になるが、右端からのパターンよりは安定するだろう。

動画3では右端から始めているが、見て分かるとおり砲台の弾が自機に当たる寸前になっている。これくらいは気にしないのなら変更する必要はないが、より慎重に行くなら砲台を先に処理するやり方を勧める。



動画4

左端の船を全て無視する例を、動画4として用意した。

自分ではあまり良い方法とは思わない。左への移動が制限されるので、二連戦車の対応が難しくなる。左端の船が苦手な人は考慮してもいいだろうが、息苦しい感じがつきまとうと思う。



動画5

ボムを1発使う例を、動画5として用意した。

動画1で最も危険と説明した敵に対して使っている。ボムの使い場所は他にいくらでも候補があるが、これはこれで悪くないと思う。

フルパワーの時は、ボムで多くの敵を巻き込むことは考えないほうがいい。攻撃面ではショットで十分なのだから、敵弾を防ぐ目的で使うほうがいいだろう。全体の流れを大きく変えるようなボムの使い方をすべきではないと思う。

さらにもう1発使えば、このエリアに関しては安定して抜けられるようになるだろう。しかし、毎回ボム2発を確保するのは大変だ。12周目は全体的にボムが不足しがちだし、ここでの2発のために他では節約するという考え方も感心しない。1発までに抑えるようにしたい。



動画6

適当にプレイしただけの動画を寄せ集めたものを、動画6として用意した。

参考になるようなものではないが、悪い例から何かを得ることもあるかもしれない。流して観てもらえればいい。