攻略の方針

どのような考え方でこのゲームを攻略していくか、を書いてみる。ここで述べた方針が正解というわけではない。個人的な意見に過ぎないので、個々の判断でお願いしたい。


点数をあまり意識しないで

1周目は20万点ごとに残機が増える。ということは、ボムをなるべく使わずに点数を稼ぐほうが有利・・・・

こう考えてしまう人も多いかもしれない。しかし、冷静になって考え直してみよう。復活がきつい場所でミスをすれば、残機を5機くらい失うのは当たり前のようにある。5機というのは、点数にすれば100万点である。100万点の上乗せをすることと、要所でボムを使って安定させること、どちらが簡単だろうか?

はっきりと言い切ってしまうが、鮫!鮫!鮫!というゲームにおいて先に進むことを考えるなら、点効率は気にしなくてもいい。無駄にボムを使いまくるのは確かにもったいないが、「ここで1つ使わずに切り抜ければ残機1機分得をする」というような考え方をしても、マイナス面のほうがはるかに大きい。点効率を考える必要があるのは、1億点を狙う人が1周目をやる時ぐらいでいいはずだ。

ゲームスタートからノーミスで行くと、5面の前半で2UPが固定で出る。1周を目指す人は、まずこれを取れるようになることを目標としてもらいたい。そしてボムを使いながらでもいいので、5面ボスまでノーミスもしくは1ミスでたどり着くことができれば、1周クリアができる力は十分あると言っていい。

地力のある人は腕力で押し切るのもありだろうが、自分のことを凡人だと思う人は、同じく凡人である私の方針で行ったほうが良い結果が出ると思う。とにかく、+20万点 = +1機 という考えは捨てて、1ミス = マイナス5機という意識を持つようにすべきだ。

2周目以降は、なおさら点効率を意識する必要は無い。1千万点は3周目をクリアすれば確実に届くし、1億点であっても12周目をクリアした時点で大抵は到達するはずだ。現状での点効率に不満がある人でも、生き残る実力がついてくれば自然と点効率も上がってくる。そう信じて、のんびり構えていればいいと思う。



苦手な場所があっても気にしない

特に難しい場面でもなさそうなのに、ボムを使わないとミスしてしまうことが多い。しかし他の人はノーボムで平気で抜けていくし、やはり使うのはもったいないだろうか?

こんな悩みを持つ人もいるかもしれない。これに対しての答えは簡単で、「苦手な場所ではボムを使って安定」でOKだ。

苦手な場所が10箇所、20箇所とあるようではさすがにボムが足りなくなるだろうが、数箇所程度であれば、使って安定するのなら迷い無く使用すべきだ。最終的に数が足りればそれでいいのだから。他のプレイヤーが使わないからとか、どこかの怪しい攻略サイトが使わなくても大丈夫と書いているだとか、そんなことを気に掛ける必要は無い。自分に合ったやり方が正しいのだ。

そもそも、鮫!鮫!鮫!の自機は性能がいいので、ボムを使わないと絶対に抜けられないというエリアはごくわずかしかない。裏返して言えば、どこでボムを使うかはプレイヤーそれぞれの個性が出ていいということだ。アプローチの仕方が多彩だというのも、このゲームの魅力だと感じられる。

ボムを使うのは下手であること、みたいなイメージを持つプレイヤーも存在するが、ボムを使って解決するというのも立派な技術だ。むしろボムを大量に持ったままミスするほうが格好悪いのではないかと、個人的には思ってしまうのだが。

得手不得手というのは、一人ずつ違っていて当然。他人の形を気にする必要は無い。ゲームとは遊びなのだから、楽しくプレイしてもらいたい。



パターン化にこだわり過ぎない

パターン化とは、「敵の攻撃を回避すること・敵を破壊していくこと、の両方を効率良く実行するために、最善と考えられる行動を形として構築していく」と定義すればいいのかなと思う。本来はこれに加えて「点効率」の要素が加わるのだろうが。

シューティングゲームは優れたパターンをいかに作れるかが全てだ、という意見はよく耳にする。特に古参のプレイヤーに多い気がする。そのため、シューティングに必要なのは記憶力と精密な自機の操作である、とも言われるようだ。しかし、この考え方は鮫!鮫!鮫!に当てはまるだろうか?

アイテムにランダム要素が多いこのゲームでは、完全なパターン化は無理だと思う。敵の攻撃を華麗に避ける精緻な行動パターンを作ったとしても、それは無慈悲な緑玉の動きによって台無しにされてしまうだろう。パターン化で安定させたい人にとっては、正に緑色の悪魔である。

その代わりに必要となるのは、その場の状況に応じた対応力、アドリブで凌ぐ実力ではないだろうか。邪魔なアイテムの動きを予測し、敵と自機の位置関係から、何をするべきかを素早く判断する、そんな能力・感覚だと思う。

アドリブの能力や、瞬時の状況判断ができる実力とは、知識として覚えるものではない。様々な局面を体験し、少しずつ蓄積していくものだ。パターン化していくという考え方とは、方向性が違う。

当サイトの攻略は、パターンとはあくまで行動のベースとなるものと位置付け、その重要性を5割。その時の状況に応じた対応ができるように、感覚を磨いていくことの重要性を5割として進めて行きたい。