9WAYの特徴と使い方

ここでは、ワイドショットの9WAYの特徴と、有効な使い方を考えてみたい。


安定に欠ける状態

9WAYの攻撃範囲

画像1

9WAYの攻撃範囲は、画像1のようになっている。ラインのばらつき具合はわざと大げさにしてある。実際はもう少し均等になっている。

5WAYに比べて4本のラインが追加され、飛行機の撃ち漏らしはほぼ無くなる。これに関しては大幅な進化と言える。

しかし9本のラインが均等に配置されていないため、強い部分と弱い部分ができてしまう。特に正面3本の隣の空白が問題で、戦車や船などが想像以上に長生きしてしまうことがある。また1番外側の部分もやや手薄なので、画面の左右端にいる敵に対して若干不安がある。

正面3本が密集しているので、正面方向の破壊力は大幅に上がっているが、斜め方向の強さは5WAYと大差が無い。総合的に見ると十分な火力なのだが、敵との位置関係によっては破壊力不足となることもある。


また5WAY時に比べると、敵の攻撃ランク、特に地上敵が強くなる。ある意味では、これが最大の特徴(短所?)と言っていい。戦車や船の砲塔の回転スピードが圧倒的に速くなり、画面内に入ると同時に撃ってくる。また一方的に先制攻撃される場面も増える。

最も厄介なのは地上敵が連射するようになることだろう。まず最初に敵弾を避けることから始まり、それから攻撃態勢に入るという展開になりやすい。

攻撃面が安定しているならまだいいのだが、ショット密度が低い部分を抱えているので確実性の面でも5WAYに劣る。長所よりも短所のほうが多いと言えるだろう。初心者にとっては、9WAYの扱いにくさは大きな障害となる。



最初からあてにしないという戦略

実を言えば私も9WAYは苦手だし、使いたくないなと感じている。

敵の攻撃ランクはフルパワー時に近いのに、こちらのショットは歯抜けのような形なので、思わぬ形で敵が生き残ったりする。特に地上敵に対してはやや破壊力不足な面があり、どうしても態勢を崩されやすい。

飛行機に対しては「撃ちもらす」ことはまず無いが、「撃ち落すタイミングがばらつく」ことは頻繁にある。同じ場面でも、飛行機に撃たれたり撃たれなかったりで、安定しない。

破壊力が欲しい場合は、正面の3ラインを当てるようにするといいのだが、敵の攻撃が激しくてそれも思うようにはさせてくれない。狙い撃つということがやりにくくなっている。

9WAYは不安定なものと割り切って、最初からあてにしないようにする。これが最も有効な使い方、考え方なのかもしれない。敵に撃たれる可能性、敵が残ってしまう可能性を常に高めに計算しておき、回避と防御を優先した戦略になるだろう。

結局、9WAYは冬の時代なのだ。フルパワーという美しい桜が咲くその日まで、じっと耐えるしかない。



あえて9WAYにしないことも考える

9WAYは数々の難点があるので、9WAYにパワーアップできる状況になっても、あえて5WAYのままにしておくという作戦も有効だと思う。

特に7面は9WAYだとかえって難しいので、初心者にはお勧めできる方法だ。8面はPを固定で出す大型ボートが3台いるので、フルパワーまで持っていくのもすぐである。

5WAYよりも9WAYが明らかに有利だと言えるのは、3面前半と8面中盤くらいである。ボス戦においても、9WAYだとボムを使う必要は無いが、5WAYだと必要になる、という例はあまり無い。せいぜい3面ボスくらいだろうか。

また、当たり前のことではあるが、9WAYになった瞬間はPのストックが0になることもそれなりに影響がある。9WAYになると敵の攻撃が激しくなるので、9WAYになった途端にミスしてしまうということはありがちだ。そうなると再スタート時にはPのストックは0なので、5WAYになるまでが遠くなってしまう。特に初心者には厳しい現実になる。

9WAYは不安だな、と感じるようならば、見送るのも作戦のうちだ。ただ8面は9WAY以上でないとボム使いまくりになってしまうので、そこだけは頑張るしかないが。

ただし、1周目クリアや1千万を目指すプレイヤーはともかく、1億点を目指す人は9WAYをスルーするのはどうかと思う。9WAYは確かに使いにくいが、ここを通過しなければフルパワーにたどり着けないのだから、早めに慣れておくべきだ。