オタケビの詳細説明

ここでは、「オタケビ」という敵キャラクターに関することを詳しく説明してみたい。知っておくと色々とお得な情報もあるかも?


特殊な耐久力

一定以上の耐久力を持つ敵は、総じてワイドショットならば比較的短時間で倒せるが、ビーム・ファイアーだと破壊するのに時間がかかるという傾向がある。

しかしオタケビだけは、ビーム・ファイアーならば瞬時に破壊できるが、ワイドショットだとかなり硬い。オタケビは常に複数が連続で登場するため、ワイドショットで全て片付けるのは難しい。オタケビが出る場面では積極的にビーム・ファイアーを使うことになる。



破壊時に出すアイテムの法則

オタケビを破壊するとアイテムを出すが、これは緑玉・赤玉・青玉・1UPの4種類のみに限定されている。1UPが出る条件については後述する。自機の武器がワイドショットの時は緑玉、ビームの時は赤玉、ファイアーの時は青玉を出す。

出すアイテムは、オタケビが出現した時点で決まっている。オタケビが出現した時に自機の武器がワイドショットだったとしたら、その後ビームに換えてそのオタケビを破壊したとしても、出るのは緑玉になる。

このような性質を持つので、主力武器であるワイドショットで破壊していくと、画面内が緑玉で埋まってしまう。オタケビはワイドショットにとっては天敵なのだ。オタケビが出る場面に限ってはビーム・ファイアーに切り替えて、最終的に青玉を取ってワイドショットに戻すのが理想的である。

破壊せずに見送るという方法もあるが、ショットを撃てない時間ができるため他の敵にやられる危険性が高い。見送るのなら、パターン化する必要がある。

また、アイテムは画面内に4つまでしか出ないという法則があるが(これについては 基本的な知識-アイテムについて を参照)、オタケビは矢継ぎ早に出てくるので、この4個制限に引っかかってアイテムを出さなくなるという事態が起きやすい。最後に青玉を出させてワイドショットに変換するつもりが、個数制限のためにファイアーのままになってしまった、なんてことはよくあるので注意しよう。


1UPを出す条件

1UPを出すかどうかは、オタケビが出現した時の地形(地上の構造、MAP、背景という表現もできるが)に対するX座標(つまり左右座標)で決まっているようだ。自機との位置関係や、画面内の位置ではない。地形に対する位置である。

オタケビに限らず全ての空中敵は、出現時の地形に対するX座標が固定されていない。自機が地形の左側にいる時(左にスクロールを引っ張っている時)は左寄りに、右側の時は右寄りに出現するようになっている。これとは逆に、地上敵の出現位置は常に地形に対して固定されている。要するに、空中敵は出現するX座標をプレイヤーがある程度操作することが可能ということだ。


左寄りに出現したオタケビ

画像1

右寄りに出現したオタケビ

画像2


上の画像1と画像2は5面の全く同じ場面だが、オタケビの地形に対するX座標が異なっている。左右スクロールを操作することにより、画像1では左寄りに、画像2では右寄りに出現させている。

X座標が特定の範囲内であった時に破壊すると、1UPが出るシステムになっているらしい。また破壊した時のY座標や自機の武器の種類などは影響しないようだ。

例として、5面ではオタケビが3機登場するが、左右スクロールを1番右に引っ張った状態で3機目のオタケビを出現させると、これを倒せば1UPが出る。

おそらく全てのオタケビに1UPを出す範囲が設定されていると思われるが、オタケビが出す1UPは1つの面につき1個のみなので、各シーンごとに1機ずつ1UPを狙うものを決めておけば問題ないだろう。そのほうがパターン化もしやすい。