攻略コンテンツ作成後に思うこと



この文章は、攻略に関するコンテンツを全て作成した後に書いている。

作り終えて、今思うのは、時間をかけたにしては面白くないものができたな、ということだ。


「生姜の巣」というゲーム攻略サイトがあった。つい最近まで存在していたが、残念ながら現在は閉鎖されたようなのだが。このサイトで扱っているゲームは、自分が知っているものと知らないものがあったが、知らないゲームの攻略コンテンツであっても、読んでいるだけで楽しめた。それは文章が面白かったのだと思う。攻略の質も高かったが、自分としてはその文章の巧みさに感心していた。こういうコンテンツを作ることができたら嬉しい、そう思った。

自分でネタにできるゲームなど1つだけ、鮫!鮫!鮫!のみ。他には無いので、どうしてもこれを取り扱うしかない。紆余曲折はあったものの、完成はした。完成さえすれば、それなりのものになるかな、と思っていたが、そのレベルにすら届かなかったらしい。やはり才能に欠けたということか。


自分ではあまり魅力の無いものとなってしまったと感じているが、もしかしたら他の人は違った感想を持つかも知れない。その可能性を救いとして、とりあえず公開はすることにした。自分では、完成したことを素直に喜ぶだけにしよう。価値があるとか無いとかは、自分以外の人が決めればいい。


文章も今ひとつ抑揚に欠けるというか、ちょっと平坦なものになってしまった。でもこれは仕方が無いのかもしれない。自分で知っていることを書くのは、気持ちが盛り上がって来ない。他の人のプレイに対しての感想を述べるほうが、感情が移りこんだ文章が書けそうな気がする。このあたりは別の機会に書いてみようかと思っている。


攻略記事を書いていて気が付いたのだが、自分は鮫!鮫!鮫!というゲームをまるで理解していない。こういう行動をしているはず、と思って動画を観直して見ると、違うことをやっていることが多い。理屈・理論でゲームを把握していない。身体に染み込んだ経験に頼っているだけだった。こんな人間が攻略を書くというのもおかしな話だ。それでも、自分なりに真面目に作成している。内容の正確さは全く保証できないが、誠実さはあると思う。その部分だけは汲み取って頂きたい。